平成24年度 福井県支部総会

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日時 平成24年度12月1日(土) 12:30-17:45
場所 敦賀市 ニューサンピア敦賀

平成24年度福井県支部総会(第33回)

 平成24年度の名城大学校友会福井県支部総会が平成24年12月1日(土)、敦賀市のニューサンピア敦賀で開催いたしました。来賓には、名城大学から教育開発センター長 宮嶋秀光様、記念講演をお願いしました都市情報学部 稲葉千晴教授、校友会からは公式に庵原英雄副会長が…当日時間の都合がついたと私的に堀川浩良会長も急遽ご臨席いただき、嬉しいサプライズ。
友好支部より10支部の支部長、役員の皆様12名のご参加をいただき、肝心の福井県支部会員は、師走で、併せて総選挙公示前ということで10名の参加、お客様の方が多い総勢29名の参加でした。
 

 第1部の総会は、西野耕幹事(農47卒)の司会で学歌斉唱、物故会員追悼のあと、和泉明支部長(理土54卒)の挨拶と続き、来賓紹介後、今までは来賓挨拶をお願いしていましたが、今回から、総会議事終了後、あらためて、大学・校友会の現況報告の時間を設けました。
議事は、顧問の中西正士(農32卒)を選任し、平成23年事業報告並びに収支決算報告承認後、和泉支部長から規約の一部改正案が(現状秋季以降の支部総会開催にあわせ、年度を10月1日から翌年9月30日までとする)上程され、今季に限り平成24年4月1日から平成25年9月30日までを第33期とすることも含め可決承認されました。第33期事業計画予算案、今後2年間の役員改正案も和泉支部長はじめ全員の留任案が承認され議事が終了しました。

 第2部は、名城大学と校友会の現況報告をそれぞれ時間を充分とり宮嶋教育開発センター長からは八事2号館、元NTT跡地に研究棟が建設中であること、来年度4月から理工学部がリニューアル・新設し11学科に再編すること、また数年後に文科系学部の新設等の説明をいただき 、堀川校友会長からは、大学の支援による校友会館の新設を予定しており、校友会の改革をより一層進めるとの報告がありました。

 第3部は記念講演。支部総会が開催された敦賀の地はナチスによる迫害から逃れ、杉原千畝の命のビザを手にしたユダヤ難民が極東経由で敦賀港も着いたもので、初めてユダヤ難民は、自由を実感した地…敦賀市民は、人種差別もなく厚くもてなしたとされ、現在敦賀市では、「人道の港敦賀」として敦賀港親水地域に杉原千畝に関した記念館「敦賀ムゼウム」を開館しています。
今回の記念講演は、ロシア史、北欧史、またナチスによるホロコーストと杉原千畝研究で全国的にも有名な名城大学都市情報学部教授、稲葉千晴先生にお願いしました。
教授は、11月はじめにイスラエルに行かれ、ガザ地区の戦争状態に入る前、まさに間一髪の帰国であったとのことでした。その時期のイスラエルの現況や、悲惨なホロコースト、ユダヤ難民と敦賀市民との関係などわかりやすく歴史を紐解いて講演をされました。

記念講演のあと、稲葉先生の講演を再確認するように、総会会場から貸切バスで敦賀港親水地域に開館する「敦賀ムゼウム」を見学しました。
案内ボランティアのお話と、稲葉先生の資料を見ての解説に皆さんは、ユダヤ人6000人の命を救った杉原千畝の人道を重んじる大切さに感動されていました。

 第3部は交流懇親会。総会会場に戻り懇親会へ。
福井県支部名物の交流とおもてなしを第一に、今回も帰りのバスの中で、懇親会の席をくじ引きで決めさせていただきました。
乾杯は三重県支部、髙臣支部長にお願いし、大学・校友会・友好支部・福井県支部会員がバラバラの席になり、それぞれの席で大学の現況や、福井の美味しいものの紹介、仕事の話、総選挙の話等で盛り上がっていました。
「名城節」…リードする方がいないので、和泉支部長が前段の掛け声を…あとは全員が輪になり肩を組み高らかに歌いました。
締めは、新潟県支部 高杉支部長にお願いし、最後にお礼の挨拶を福井県支部副支部長の橋詰善光(理土49卒)が行いお開きとなりました。
 

都市情報学部 稲葉千晴教授


地区:09.福井|更新日:2012年10月19日